◆「正直、『終わった』と思いました」

─シーズン終盤は左肩を痛めた中でプレーしていたそうですね。

「そうですね、痛めたときは正直『終わった』と思いました。8月24日の巨人戦でファウルグラウンドまで打球を追ったときに少し足が絡まってしまって、そのまま打球に飛び込むような体勢になって左肩を亜脱臼してしまいました。とにかく痛くてキツかったですね。腕も上がらない状態でしたが、試合に出たかったですし、他の選手にポジションを譲るのが嫌でした。バットはある程度振ることができたので、できる範囲でやろうと思っていましたし、少しくらいの痛みでは休みたくないという気持ちでプレーしていました。トレーナーさんたちには『鉄人になります』とずっと冗談半分で言っていました(笑)」

─昨季苦しかったこと、納得できなかったことはありますか?

「シーズン中はそんなにありませんでしたが、やっぱりポストシーズンはキツかったです。自分が打てない原因は分かっていたのですが、うまく体が言うことを聞いてくれないというか、シーズンとは違った、これまでにない感覚でした。シーズンでは少し形を崩されても、〝ある程度この練習をしていけば元に戻る〟というポイントがあったのですが、ポストシーズンのときはそれをやっても元に戻りませんでした。練習では良い感じでもゲームになると良くならないことが続いていましたね」

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