◆3位には昭和の大エースがランクイン

 3位は昭和黄金期の大エースである北別府学がランクイン。1986年から1989年にかけて4年連続で登板し、抜群の制球力で他球団の打者を牛耳った。

 歴代4位がほぼ確実視される大瀬良は、過去2年の開幕戦で無類の勝負強さを誇っている。自身初の開幕投手となった2019年は巨人を相手に8回無失点で勝ち星をつかみ、昨季もDeNA打線を3安打に封じ込め1失点の完投勝利。開幕カードの中日とは相性も良いだけに、3年連続での勝利投手にも期待大だ。

 3年連続勝利を達成すれば、ここでも北別府学氏の記録と肩を並べることになる。今季からキャプテンを務める大瀬良が、大エースへの道を着実に駆け上がっている。