3月17日、サンフレッチェ広島が、またも中3日という強行スケジュールで清水エスパルスを迎え撃つ。

写真は第3節の札幌戦。柴﨑晃誠、柏好文のゴールでサンフレッチェが今季初勝利をものにした。

 第2節の横浜F・マリノス戦(日産スタジアム)から日程を整理すると、中2日で北海道コンサドーレ札幌戦(ホーム)。そして休む暇もなく中2日で鹿島アントラーズ戦(カシマスタジアム)を消化し、今回の清水とのホームゲームを迎える。日程もタイトだが、長距離移動を挟んでの過密日程だけに、選手にかかる負担は想像以上に大きなものがあるだろう。

 その上で清水はセレッソ大阪を上位に導いたロティーナ監督を招聘。日本代表GKの権田修一をはじめとする大型補強にも成功し、第1節では鹿島を相手に3対1の快勝を収めている。

 その後のリーグ戦は2分1敗だが、16位に終わった昨季とは明らかに内容が異なる。直近の5試合はサンフレッチェが優位(3勝2分)に立っているが、今回に限っては過去の戦績は鵜呑みにできないだろう。

 足の負傷で前節を欠場したジュニオール・サントスの回復具合も気になるところ。決してチーム状態が万全とは言えない中で、サンフレッチェが試練の第5節を迎える。