前日からの巻き返しを期し、広島ドラゴンフライズがホームで京都ハンナリーズと対戦。GAME1は序盤から苦戦を強いられたが、この日は一進一退の攻防を展開し、2点差ながらリードを奪った状態で第1クォーターを終了した。

シュートを決める朝山正悟選手。ゲームは前日と違って接戦となった。

<1Q>
 京都に先制を許した広島だが、すぐにグレゴリー・エチェニケ、アイザイア・マーフィーが得点し流れを掴む。一進一退の攻防が続くなかエチェニケ、チリジ・ネパウェのインサイド陣が粘り、22-20で第1クォーターを終了。

<2Q>
 序盤は広島が得点を重ねたものの、ターンオーバーから次第に京都にペースを握られてしまう。古野拓巳のスリーポイントシュートで粘りを見せたが、40-41で前半を終了。

<3Q>
 開始から古野拓巳がスリーポイントシュートでバスケットカウントを獲得。さらにマーフィーもジャンプシュートで得点を奪うなど良い流れをつくる。しかしターンオーバーから京都に反撃を許し、攻撃でもシュートが決まらなくなる。苦しい展開のなか、55-59で第3クォーターを終了。

<4Q>
 広島は田中成也、マーフィーが積極的にゴールを狙い得点するが、京都のレイヴォンテ・ライスらにバスケットカウントを許し点差が縮まらない。古野、朝山正悟のスリーポイントシュートやエチェニケ、ネパウェのインサイド陣の得点で追い上げ、最後までファウルゲームで粘りを見せが、追いつくまでには至らず73-78で試合終了となった。

 本来であれば次戦は4月14日の大阪エヴェッサ戦だったが、大阪の所属選手に新型コロナウイルス感染症の陽性判定者が出たため中止に。広島は3月24日以来となる勝利を目指し、中5日で島根スサノオマジックとの‟中国ダービー“に臨む。