6月26日に広島市内で第103会全国高校野球広島大会の組み合わせ抽選会が行われた

 第103回全国高校野球広島大会の組み合わせ抽選会が、6月26日に広島市内で行われた。今大会は5校連合チームを含めた全90高校が参加する。

 春のセンバツに出場した大会注目の新庄高はシード校のため2回戦から登場。1回戦の神辺高-舟入高の勝者と7月18日に対戦することが決まった。その他注目シード校は、昨年夏季大会を制した広島商高が加計芸北高-呉商高の勝者と対戦し、広陵高は因島高-美鈴が丘高の勝者と対戦となった。

 立候補の抽選方式で募った広島大会開会式の選手宣誓は、32人の立候補高校の中から福山誠之館高の主将・高橋功志(3年)が当たりくじを引いた。高橋は「昨年は(コロナの影響で)練習にも制限があったので、その分、先輩たちの思いも一緒に込めてプレーしたいと思います」と緊張した面持ちで今年のチームについて語り、「この大会を福山誠之館で始まって福山誠之館で終われる大会にしたいです」と強い決意を口にした。

 広島大会は7月10日に開幕。広島県内の全7会場で行われ、7月31日にしまなみ球場で決勝が行われる予定となっている。