マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4土曜日掲載。

カープとのコラボTシャツを着用して試合に臨む内藤選手。

◆デビュー2年目以降から赤基調のコスチュームに

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 プロ野球は後半戦がスタートしましたが、カープのチーム状態は決して良いとは言えませんね。34イニング連続無得点があったり、前回のコラムで“前半戦と全然、違うじゃん”っていうぐらいのものを見せてほしいと書いたんですけど……なかなか厳しいです。あと40試合以上残っているので、どうにか巻き返していってほしいですね。

 では、今回も前回に続いて、読者の質問に答えていきたいと思います。

Q:コスチュームは自分でデザインしているんですか?

 デビューして15年経ちましたけど、これまで自分でデザインしたコスチュームもいくつかあります。ただ、いまのコスチュームは、デザイナーさんにお任せでつくってもらいました。元々オレにデザイン系の才能がないというのもあるし、やっぱりなかなか素人では思いつかないですよね。

 使いたい色はだいたい決まっていて、小さい頃から赤色が好きなので、プロレスラーになったらコスチュームに赤色を使いたいとずっと思っていました。デビュー当初は黒色のショートタイツを履いていましたけど、デビューして2年ぐらい経って初めてオリジナルのコスチュームをつくったときに、赤基調のものに変えました。

 よくカープファンだから赤色を使っているって思われがちなんですけど、元々赤色が好きだったので、カープうんぬんはあまり関係ないです。もちろん今でも赤色へのこだわりは強いですし、とりあえずデザイナーさんには「赤を使ってください」と伝えて、この色とこの色とこの色でやってほしいみたいな色の指定をします。

 ただ、それ以外の具体的なデザインとかは基本的にデザイナーさんにお任せです。上がってきたデザインを見て修正をすることもありますけど、ほとんど口出しをすることはないですね。