勝ち名乗りを受けるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン。右端が現IWGP世界ヘビー級王者の鷹木信悟選手。

◆鷹木が加入する前の車内は静かだった

 ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーで、移動が苦手な選手はいないですね。とりあえず鷹木(信悟)はひたすら喋っていて、鷹木が喋ることがなくなると、車内はシーンとします。

 ほかのメンバーはだいたいみんなスマホをいじっているか、寝ているかで、鷹木は自分の喋りたいことを喋ったら寝るので、本当にジャイアンです(笑)。鷹木がロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンに加入する前は割と車内は静かでしたし、たまに高橋ヒロムをイジっていたぐらいですかね。

 逆にオレはプロ野球選手が移動中に何をしているのか気になります。シーズンオフにでも、広島アスリートマガジンで調査してみてください!

Q:新日本プロレスの入門テストに合格するために、どれぐらい練習をしていましたか?

 オレはアニマル浜口ジムのプロレスラーコースに通っていたんですけど、浜口ジムの合同練習のメニューは、基本的に新日本プロレスの合同練習のメニューを元につくられていたので、すごく厳しかったです。とりあえずジム以外で、入門テスト前に家でやっていたのは、腕立て伏せをゆっくりと100回ですね。

 ゆっくり、というのがポイントで、下まできっちり下げないとか、上まで上げ切らないというのは良くないので、きちんとしたフォームで、ゆっくりと正確なフォームでやっていました。

 スクワットは当時の新日本の入門テストのメニューが500回というのは知っていたので、オレは倍の1000回はやっていました。それもお風呂にお湯を溜めて蒸気を出して、あえて息が上がるようにしてやっていました。

 家の近くの公園に懸垂ができるところがあったので、そこにもよく行って懸垂のトレーニングもしていました。オレは懸垂がちょっと苦手だったんですけど、入門テストの場所が後楽園ホールで、会場の都合上、懸垂がテスト種目になかったのはラッキーでした。