9月8日までに5試合連続本塁打を放っていたカープの鈴木誠也選手が、9日の中日戦で球団タイ記録となる6試合連続本塁打を放った。

9月9日の中日戦で今季26号本塁打を放った鈴木誠也選手

 カープは初回、中日先発の勝野昌慶に対して1死二塁のチャンスをつくると、3番・西川龍馬がライトスタンドに9号2ランを放った。続く4番の鈴木も右中間スタンドに26号ソロを放ち、一発攻勢で3点を奪った。7・8月度の月間MVPを受賞するなど好調をキープする鈴木は、8日までに12試合で10本塁打と量産体制に入っている。

 カープ球団での6試合連続本塁打は、2005年の新井貴浩以来で1987年のランスも含めて球団3人目の記録となる。プロ野球記録は1972年の王貞治(巨人)、1986年のバース(阪神)が記録した7試合連続。絶好調を維持する鯉の4番が、日本記録に王手をかけた。