2015年の広島グリーンアリーナ大会。G1 CLIMAX公式戦で棚橋弘至選手を、初公開のデスティーノで撃破した内藤選手。

◆12.12広島大会では元気な姿をお見せしたい

 いま新日本プロレスが開催しているG1 CLIMAX 31というシリーズで、このまえ広島大会(10月7日)がありました。オレはメインイベントに出場予定でしたが、残念ながら欠場になってしまって、せっかくの“ホーム”広島大会だったのに、やってしまったなっていう気持ちです。

 内藤の試合を楽しみにしてくれていたお客さまにはもちろん申し訳ないという気持ちはありますが、でも今回は申し訳なさよりも悔しさの方が大きいですね。「ごめんなさい」というよりも、「なんでオレは広島のリングに立てないんだ」っていう悔しさの方が大きかった。

 今年4月に続いて、広島のお客さまにメインイベントで行なわれる内藤哲也の試合をお見せできるチャンスだったのに、本当に残念でなりません。でも、オレの代わりというわけではないですが、父親の内藤賢一は観戦に行ったようです(笑)。息子の試合もないのにわざわざ広島まで見に行ったことに関しては、新日本プロレスの選手として感謝申し上げますよ(笑)。

 でも、新日本プロレスは年内にもう一回、広島大会があるんですよね。12月12日に広島グリーンアリーナ大会が予定されているんですが、2年前の12月のグリーンアリーナ大会には、オレは出場していないんですよ。

 今回もケガの状況しだいで出場できるかどうかは分かりませんが、仮に年内の復帰が間に合って出場できた場合、グリーンアリーナでの試合は2015年7月以来になります。

 2015年のときは、オレの得意技であるデスティーノを初めて出した試合で、ロス・インゴベルナブレスとして初めてメインイベントの試合後にマイクを持った大会でもありました。いろいろグリーンアリーナには思い出もあるので、約6年ぶりのグリーンアリーナ大会への出場も一つの目標にしつつ、左膝のリハビリを頑張りたいと思います。

 では、今回はこのあたりで失礼させていただきます。次の連載まで、トランキーロ……あっせんなよ!