マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4土曜日掲載。

負傷した左膝のリハビリに励みつつ、カープの試合も入念にチェックしている内藤選手。

◆順調にリハビリは進んでいます

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 プロ野球のシーズンも終盤を迎えて、優勝争いが白熱していますね。カープは順位こそ振るわないですが、特に若い選手にとっては来年以降につなげるためにもムダな試合は一つもないと思いますし、あとはこの時期になれば個人記録もあるので、最後まで良い試合を期待したいです。

 いまオレは左膝のケガで試合を欠場中なので、カープの試合があるときは毎日テレビでチェックしています。とにかく時間があって、ヒマなので(笑)。

 ケガの状態としては、とりあえずいまはまだ膝の腫れと痛みが引くのを待っている感じです。ただ、上半身は元気なので普通にジムには行っていますし、膝に関しても、まだ痛みがあるのでそこまでガッツリとはできないけど、軽いリハビリも開始しています。

 具体的には、長座位(両足を伸ばした状態で座った姿勢)の状態で膝の下にタオルを何枚か敷いて、膝を下に押しつけるようなリハビリです。押したときにモモに力が入るので、その状態で5秒間静止して、5秒間脱力してというのを10回やって、それを何セットかしています。かなり地味な作業ですけど、以前に右膝の手術をしたときもそういうリハビリから始めたので、割とそのときに近いような感じですね。

 右膝の靭帯を断裂したときも、手術後まだ日も浅い、痛みが残っている状態のときからリハビリをスタートさせていたので、今回もリハビリのスタート時期としては特別、早いというわけではありません。

 でも、今回は過去に2度、手術をしている右膝ではなく左膝で、あと靭帯の断裂ではなく損傷だったのが不幸中の幸いでした。まだ走ったり、急な方向転換とかができるかといったら、そこまではムリですけど、いまのところは順調にリハビリが進んでいると思います。