― 個人的には、サンフレッチェに入団して迎えたJ1のデビュー戦(2017年2月25日・新潟戦)で、相手5人を抜いたドリブルが印象に残っています。

「新潟との開幕戦ですね。開幕戦に出させてもらえてうれしかったですし、J1デビュー戦ということで、ここから頑張ろうと、より強く意識したのを思い出します」

―昔からドリブルは得意だったのでしょうか?

「高校ではずっとボランチのポジションでプレーしていたため、基本的にはパスを出すことのほうが多かったです。なのでドリブルに関しては、プロに入ってからですね。チャレンジしてみると、予想以上に手応えがあったので、できるんだということを示していきたいと思っています」

― プレーのお手本にしている選手はいますか?

「加入したときから、ずっと(柴﨑)晃誠さんのプレーを手本にしています。晃誠さんは、チームの中で一番サッカーが上手いと思っています。だからこそ、今も現役でプレーできているのだと思います。頻繁にアドバイスをいただくことはありませんが、晃誠さんも僕のことをすごいと言ってくれることがあるので、お互いにリスペクトできている感じだと思います」

― 森島選手はいつもニコニコされているイメージがあります。試合中に感情があらわになることはあるのでしょうか?

「感情が表に出ることはそこまでありませんが、ジャッジなどに明らかに違和感がある時はイライラすることもあるかもしれません(苦笑)。とは言っても普段から怒ったりするようなタイプではありませんね」