今シーズン、ショートのレギュラー定着を目指して奮闘する小園海斗。8月にはコロナ禍での戦線離脱を余儀なくされたものの、プロ4年目を迎えた小園にかかる期待は大きい。

 ここでは、小園海斗の独占インタビューをお届けする。秋山翔吾、菊池涼介など経験豊富な選手から受けた影響とは?

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菊池涼介と二遊間を組む小園海斗。

◆まさに『生きる教科書』。菊池涼介・秋山翔吾から受ける影響

─6月には経験も実績も豊富な秋山翔吾選手がチームに加入しました。同じ左打者である小園選手にとって、どういった影響を受けていますか?

「直接打撃を教えてもらったことはないのですが、『このピッチャーはこうやって入ったほうがいいよ』など、試合の中でアドバイスを聞いて打ったこともあります。打者としてのタイプもありますし、秋山さんとは身長なども全然違います。どうやって打っているのかとか、直接聞きに行けるタイミングは少ないですが、試合の中で僕が見させていただく中で教わることもたくさんあります」

─守備面についてお伺いします。キャンプでは菊池涼介選手と守備練習に挑む姿が印象的でした。あの時間はどのように活かされていますか?  

「昨年二遊間を組ませていただいてプレーする中で、まだまだなところがあったので、課題や反省すべき部分を指導していただきました。改めてカバーしてもらっていたんだなと感じるところが多かったですし、どのように修正していけるかを考えていました。やっぱり二遊間としてやらせてもらっている以上、迷惑をかけられませんし、トスや送球のイメージなどは、指導していただいたことを踏まえて意識しながらやっています」