昨年秋のドラフト会議でカープから4位指名を受け、プロ入りを果たした仲田侑仁。高校3年春のセンバツで満塁弾を放ち、夏の甲子園でも本塁打を記録するなど、大舞台で長打力を存分に発揮。将来の4番候補として期待されている。

ドラフト4位ルーキーの仲田選手

 プロ1年目のキャンプは故障により大半をリハビリに費やし、非常に悔しい期間となった。「ケガをしてしまって、実際には最後の2日ぐらいでやっと外で打っていたという状況でした。『2日間しかキャンプができていない』という感覚でした……」。

 しかし、187cm・105kgと恵まれた体格を持つ18歳の打撃には光るものがある。若鯉の指導に尽力する新井良太二軍打撃コーチはそのポテンシャルの高さを感じている。「ケガで出遅れましたが、クセのないスイングで、木のバットでも通用しそうな打ち方を初めからしています。高卒で入ってくる選手はどうしても金属バット打ちになってしまうのですが、しっかりバットをしならせて、ヘッドをきかせて打てるのはすごく魅力です」。

 背番号58のプロ生活はまだ始まったばかり。キャンプで味わった苦い経験を糧にバットを振り込み、まずは二軍で結果を残していきたい。

◆なかだ ゆうと/2005年7月31日生 沖縄県出身/187cm 105kg/右投右打/内野手/ プロ1年目・18歳 沖縄尚学高ー広島(2023年ドラフト4位)