広島ドラゴンフライズは2日、船生誠也の契約満了による退団を発表した。
船生は広島がB1昇格して2年目の2021-22シーズンに、琉球から広島に移籍加入。万能型プレーヤーとして攻守にチームを支えてきた。船生はクラブを通じ、「2年連続 CS に出場できたことはこのクラブにとって、とても重要な意味を持つと思います。それに加え、クラブ初のセミファイナル出場、ファイナル出場を果たし、そして初のチャンピオンとなり、新たなクラブの歴史を作れたこと本当に良かったですし、優勝の日のことはこれから先ずっと忘れないと思います。最高の景色でした。3年間本当にありがとうございました」と広島での選手生活を振り返った。
岡崎修司GMもコメントを発表。「普段の練習においても、早朝からワークアウト・トレーニングをする姿や、若手選手たちの面倒見も非常に良く、チーム全体の潤滑油となるような役割を担ってくれていました。活躍も計算できる選手でしたので本当に難しい決断となりました」と、苦しい胸の内を語りながらも、「B1最下位を記録していた広島に加入し、ドラゴンフライズの飛躍に貢献してくれた船生選手には、本当に感謝をしております」と、改めて感謝の思いを綴った。
船生はすでに移籍先が決まっており、後日、移籍先クラブから発表される予定。