第95回都市対抗野球大会組み合わせ抽選会が6月16日に東京都内で行われ、7月19日から開幕する本大会の対戦カードが決定した。北関東地区で3年ぶり2度目の出場を果たしたエイジェックは、1回戦最終カードとなる7月24日の第3試合に登場する。

16日に行われた、第95回都市対抗野球大会組み合わせ抽選会

 初出場となる2021年以来、2度目の都市対抗野球大会本戦出場を果たしたエイジェック。初戦の相手は近畿地区第4代表として出場する、日本製鉄瀬戸内に決定した。この対戦カードの特徴は平均年齢の若さにある。日本製鉄瀬戸内の最年長選手は30歳、エイジェックでは内田靖人の29歳だ。

 先発が予想される両チームのエース・河北将太(エイジェック)と藤野幹大(日本製鉄瀬戸内)の投げ合いにも注目が集まる。河北は昨年度、補強選手としてSUBARUのユニホームに袖を通し都市対抗の舞台を経験した。第1代表決定戦後には「エイジェックのユニホームで自分にとってもチームにとっても全国舞台での初となる1勝目を挙げたい」と意気込んだ。対する藤野は近畿予選で4試合に先発し、2完投とスタミナに定評がある。激戦区である北関東を勝ち抜いたエイジェック打線にどのような投球を展開するか注目だ。

 社会人野球の2大大会の1つである都市対抗野球大会の開幕は7月19日(18時〜)で、全12日間行われる。栄光の黒獅子旗を地元に持ち帰るのはどのチームとなるのか。白熱した試合に期待したい。