サンフレッチェ広島は8月8日、今夏、ベルギーのスタンダール・リエージュから完全移籍加入した川辺駿の加入会見を行った。
会見に臨んだ川辺は、「広島からのオファーは素直にうれしかった。またこのクラブに貢献したいと思いました。(選手は)オファーをもらったクラブにしか移籍できない。(そういう意味でも)また広島でプレーできるのがうれしいです」と古巣への復帰を喜んだ。
海外での3年間について聞かれると、「貴重な経験ができましたし、活躍しなければ次がないという環境は自分の成長にとっても良かった」と振り返り、「僕の経験を、広島の若い選手たちにも伝えていけたら」と、後輩への思いも口にした。
会見では、「広島から海外に挑戦した選手が、活躍してまた広島に戻ってくる。そのモデルケースになれたらうれしい」と話した川辺。会見後にはエディオンピースウイング広島のピッチで、新たな背番号『66』のユニホームを着用して撮影に臨み、「やっぱり紫が似合っているね」と声をかけられると笑顔を見せていた。
川辺は早ければ8月11日(日)C大阪戦から出場できる見込み。広島から海外に羽ばたき、3シーズンで23得点をマークした川辺の活躍に、ファン・サポーターの期待は高まっている。