カープは28日、育成選手の前川誠太、辻大雅の2選手と支配下選手契約を締結したと発表した。
前川は京都府出身の22歳。敦賀気比高から2021年育成2位でカープに入団すると、2024年シーズンはウ・リーグ公式戦63試合に出場し、打率.277をマーク。オフに戦力外通告を受けたが再契約し、今季はここまで66試合に出場し、打率.286を記録している。
辻は神奈川県出身の20歳。二松学舎大付高時代には2年時からベンチ入りし、3年夏の甲子園ではエースナンバーの『1』を背負って好投を見せた。2022年の育成ドラフト3位でカープに入団すると、今シーズンはここまで23試合に出場し1勝1敗1セーブ、防御率は3.80をマークしていた。
両選手は球団を通じてコメントを発表。
<前川誠太>
「実感がまだ湧かないですけど、やっとスタートラインに立てることができたので、まずは自分らしく必死にアピールしていきたいです。目標は、菊池(涼介)選手みたいに何でもできる、チームに欠かせない選手になることです。これから必死に泥臭くプレーして、チームの勝利のために何でもしていきます。応援よろしくお願いします」
<辻 大雅>
「素直にうれしいです。どんな形でも良いのでチームが勝てるように投げることが1番なので、1日でも早く貢献できるように頑張ります。まだ契約したばかりですけど、顔と名前を覚えてもらえるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします」
前川の背番号は『93』、辻は『98』に決まった。