開幕からルーキーの活躍が目立った2026年シーズンの新井カープ。一軍同様、二軍でも、昇格に向けたし烈な戦いが始まっている。ここでは、200cmの長身投手・菊地ハルンの声をお届けする。プロ1年目の昨季は9月に一軍デビューを果たし、大きな可能性を感じさせる投球を披露した。今季、一軍定着を目指す19歳右腕が昨秋から取り組む『改造』とは。

今シーズンはここまで二軍で7登板。防御率は1.29をマークしている

◆やれることはやってきた。新フォームで挑む一軍定着

「キャンプは二軍スタートでした。もちろん悔しい気持ちはありましたが、二軍でもやれることはやってきたと思っています」

 プロ2年目の長身右腕は、悔しさをバネに自身と向き合ってきた。150キロ前後の角度ある直球に加えて変化球の精度を磨き、キャンプ後に臨んだ二軍の教育リーグでも中継ぎとして安定感ある投球を披露している。

「昨秋、投球フォームを少し変えました。より良い球を投げることができるように、いちからつくり直したイメージです。オフである程度フォームを固めて、キャンプで実際に試すことができたのは大きかったと思います」

 投球フォーム改造に一定の手応えを感じている一方で、課題は確実性の向上だと語る。昨シーズンの一軍デビュー戦では、直球で押し込み堂々の三者凡退。ワンポイントリリーフとして4試合に登板すると、防御率2.25の数字を残した。

 決め球のコントロールを高め、今シーズン目指すは一軍定着だ。200cmの長身から投げ込む速球は、角度、威力ともに十分。若き大型右腕の、一軍での飛躍に期待したい。

■菊地ハルン(きくち・はるん)
2007年1月21日生/千葉県出身
200cm/117kg、右投右打
千葉学芸高-広島 (2024年ドラフト5位)

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