4月18日、エディオンピースウイング広島で行われた明治安田J1百年構想リーグ 地域リーグラウンド WESTグループ第11節・広島ー長崎戦は、FW・加藤陸次樹に今シーズン初ゴールが生まれるなど、広島が2-0で勝利を収めた。

先制点をあげた鈴木章斗と、今季初ゴールをマークした加藤陸次樹

 立ち上がりから広島が細かいパスをつなぎながら長崎エリア内に押し込む。すると前半10分、セットプレーから広島が先制に成功する。新井直人のスローインに反応したトルガイ アルスランのシュートはGK波多野豪に弾かれるも、こぼれ球に反応した佐々木翔が東俊希へ。東が鋭いクロスを供給すると、ゴール前で待ち構えていた鈴木章斗が押し込んだ。第4節以来のスタメン起用となった東のアシストで、鈴木に今季3ゴール目が生まれた。

 突き放したい広島は後半も試合を支配する。後半7分、塩谷司の縦パスを加藤陸次樹が一度スルー。これを受けた鈴木がボックス内へ侵入し、加藤へラストパス。加藤がニアへ突き刺し、広島が2点目を奪った。第4節以来のスタメン出場となった『背番号11』に待望の今季初ゴールが生まれた。

 その後も広島はボールを保持しながら試合を優位に進める。後半16分にトルガイ→木下康介、後半30分には加藤→中島洋太朗、鈴木→中村草太と前線にフレッシュな選手を投入し続け、攻撃の圧力を緩めることなく主導権を握り続けた。

 一方の長崎はDF・進藤亮佑が負傷でベンチに下がると、交代枠を使い切っていたため10人でのプレーを余儀なくされる。さらに後半47分にはディエゴ ピトゥカが2枚目のイエローカードを受け退場。数的優位に立った広島は最後まで固い守備で得点を許さず、3月14日(G大阪戦)以来となる複数得点とクリーンシートで勝点3を手にした。

 試合後、ガウル監督は「今日の選手たちのパフォーマンスには満足しています。みんなが気持ちを出して、ボールを持っているときも持っていないときも試合を支配するという自分たちのコンセプトに沿ったプレーを見せてくれました。本当に満足いく試合展開でした」と手応えを口にした。

 2月27日の京都戦以来のスタメン起用で、鈴木のゴールをアシストした東は「右サイドに枚数をかけて良い攻撃ができていたので、今日に関しては右で崩して僕で仕留めるというイメージでした」と語ると、今季初得点の加藤は「試合前からあの形は絶対にいけるという話をしていた」と振り返るなど、この日の広島は狙い通りの攻撃が実った。

 広島は次節、エディオンピースウイング広島でC大阪と対戦する。4月ホーム4連戦のラストを勝利で飾り、勢いそのままに上位争いへと歩みを進めたい。