マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4金曜日掲載。

IWGPヘビー級王者としてG1優勝を狙う内藤選手。優勝決定戦は10月18日の東京・両国国技館大会で行われる。

◆いちカープファンとしてシーズンの最後まで全力で応援し続けます

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 いまだカープは厳しい状態が続いていますね。チームの調子が良くなったかなと思ったら、なかなか持続しなくて波に乗れない……。シーズン残り50試合を切っていますし、ここから上位をうかがうには大型連勝がほしいところですね。苦しい状況が続いているし、思うようにもいかないけど、オレはあきらめてないですよ。

 新日本プロレスで30年続いている『G1 CLIMAX』というリーグ戦があるんですけど、オレは2013年に初優勝したときにリング上から言った言葉があるんです。「あきらめなければ、可能性はゼロではない」と。実際に今からカープが優勝する可能性はゼロではないし、選手たちも可能性がある限りは、もちろんあきらめていないと思う。

 試合をしている選手たちがあきらめていない以上、応援しているファンもあきらめちゃいけないと思うし、ファンが先にあきらめてしまったら、懸命に試合をしている選手たちに失礼ですよ。可能性がゼロではない以上、ファンは全力で応援するべきだし、いちカープファンとして、オレもシーズンの最後まで全力で応援し続けます。

 今のカープを見ていて思うのは、とにかく投打のバランスと、チームの一体感かなと。オレに言われるまでもなく監督、コーチ、選手たちはもちろん分かっていると思いますけど、そういうのって何かのきっかけでいきなり好転していく可能性もあるわけで。何かのきっかけと共に挽回するカープを信じています。