◆「プロ初安打をマークした次代の4番候補」林晃汰・2018年ドラフト3位

<2020年一軍成績:4試合/8打数1安打/0本塁打/0打点/盗塁0/打率.125>

 二軍で主に4番を任されていた林晃汰が、10月2日に一軍初昇格を果たした。二軍では昇格時の段階でリーグトップタイの7本塁打、32打点で二冠をキープ。堂々の成績で一軍への切符を勝ち取った。10月6日の阪神戦(マツダスタジアム)では、7番サードで初のスタメン出場。無安打、守備で失策とほろ苦いスタメンデビューとなったが、豪快なフルスイングで見る者に大きな期待を抱かせた。10月9日のヤクルト戦(マツダスタジアム )では、ライト線への二塁打を放ち待望のプロ初安打を記録。その二日後に二軍降格となったものの、未来の大砲候補が一軍初本塁打を目指し、これからもバットを振り続ける。

◆「プロ初安打を初本塁打で決めた右の長距離砲」正隋優弥・2018年ドラフト6位

<2020年一軍成績:7試合/7打数1安打/1本塁打/1打点/盗塁0/打率.143>

 即戦力候補として入団した正隨優弥が、スポットライトを浴びる一軍でスラッガーとしての片鱗を見せた。9月6日に一軍初昇格を勝ち取ると、9月8日のヤクルト戦(マツダスタジアム)には代打ながら一軍デビュー。凡退に終わったものの、積極的なフルスイングで持ち味の思い切りの良さを見せつけた。9月18日のヤクルト戦(神宮)では、バックスクリーン右側のスタンド中段にプロ初安打となる豪快な大アーチを叩き込んだ。9月27日に二軍降格となったものの、プロ初安打を初本塁打で飾るなどスター性は十分。右の長距離砲として期待される未来の主軸候補が、着実に成長を続けている。