東京V時代には、2年連続でチーム最多得点を記録。ドウグラス・ヴィエイラが持つゴールへの嗅覚は、得点力不足にあえぐチームには必要不可欠だ。現状を打破するために、いまチームに必要なものとは何なのか? チーム再浮上の鍵を握る長身ストライカーに話を聞いた。

─ 4月14日の神戸戦から5月12日の仙台戦の前まで約1カ月の欠場がありました。改めて現在の左足の状態はいかがですか? 

「復帰した仙台戦の時点で100%の状態に戻っていました。しっかり動けていますし、コンディションもまったく問題ありません」


─ 東京V時代の話になりますが、昨シーズン終了間際にも左足のケガで欠場がありましたね。

「昨年のケガは内転筋だったんですけど、今回はふくらはぎの少し下の部分です。初めてケガをした箇所なので、幸い古傷が影響したということはありません」


─ 大分戦やACLで得点を挙げるなど、調子が上がってきたところでの欠場でした。

「気持ちとしては本当に最悪の気分でした。連続で得点を奪って『さあ、ここから上がっていくぞ』というところでのケガでしたから。リーグ開幕直後も出場できなかったですし、チームが自分を必要としてくれるときに貢献できないというのは辛かったです」