――尾田選手が栃木ゴールデンブレーブスに入団を決めたきっかけはなんだったのでしょうか。

「僕が大学生の頃に、同級生の久保修(2022年広島東洋カープドラフト7位)がプロ入りしたこともあり、自分もNPBを目指したいと感じました。そこからずっと野球ができる環境に身を置きたくて、独立リーグを選びました。そこからは環境面であったり指導者の方々など様々な条件を見て栃木ゴールデンブレーブス入りを決めました」

――今振り返り、ご自身にとって良い選択だったと思えますか?

「良い選択だったと胸を張って言えます。入ってからは、僕にとって新しいことを学ぶ日々でしたし、たくさん試合をして野球に触れ続ける日々は新鮮でした。その中で指導者の方々から様々なことを教えていただき、成長でき、今の僕があると感じています」

――NPBで対戦したい投手はいますか?

「どの投手も対戦したいと思う選手ばかりですが、直近ではフューチャーズリーグで対戦した際、抑えられてしまい、悔しい思い出のある、阪神の青柳晃洋投手ですかね。もし次に対戦することができたら、安打と僕の足を活かした塁上でもかき回していきたいです」

――中日で挑みたいことは?

「まずは足でチャンスをつかむことだと思います。代走からでも良いので、チャンスをつかんで守備や1打席回ってきて結果を残して……。そのチャンスを得るためには支配下登録されることが条件ですので、そのステージにいけるよう、今から楽しみです」

――栃木ゴールデンブレーブスのファンへメッセージをお願いします。

「自分自身、栃木ゴールデンブレーブスに入団したからこそのNPB入りだと思っています。1年という限られた期間ではありましたが、応援いただきありがとうございました。今後もみなさんに応援していただいた感謝を忘れることなく頑張ります。そして今後も変わらず応援していただけるとうれしいです!」

――最後に中日ドラゴンズファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「僕の売りは今日のインタビューで何度も出た通り“足”です。得点に絡み、チームを勝利に導くことのできる選手になれるよう精一杯頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします!」