◆美しい放物線を放つアーチスト、江藤 智

 1990年代、他球団に脅威を与えたビッグレッドマシン打線で4番を張った大砲が江藤智(1989-2005)だ。1993年に34本塁打、82打点をマークして初の本塁打王に輝いた。翌1994年8月には月間16本塁打を放ち、当時の月間本塁打の日本タイ記録を達成した。1995年には39本で2度目の本塁打王と、打点王(106点)との二冠を獲得。美しい放物線を描きながらスタンドインする打球に「天性のアーチスト」と称えられた。(現役通算364本塁打)

◆ドラフト6位入団から猛練習で4番へ、新井貴浩

 山本浩二監督の下で4番に座り、重圧に苦しみながらも猛練習に耐え、技術を身に付けた新井貴浩(1999-2007、2015-2018)は、2005年、6試合連続本塁打を放つなど山本浩二が持つ球団のシーズン本塁打記録44本に迫る43本で本塁打王を獲得した。広島に復帰後、25年ぶりのリーグ優勝を果たした2016年シーズンは39歳で19本塁打を放ち、セ・リーグ最年長でのMVPにも輝いた。(現役通算319本塁打)

◆広島に愛され続けた助っ人、エルドレッド

 2012年シーズンに途中で加入した大型助っ人外国人のブラッド・エルドレッド(2012-2018)は、開幕から本塁打を量産した2014年には前半戦だけで29本塁打をマークし、シーズン37本塁打でタイトルを獲得した。また2016年には日本シリーズで3試合連続本塁打を放つなど、豪快なスイングでファンを魅了し続け、カープに在籍した7シーズンで通算133本塁打を放った。これはカープに在籍した助っ人外国人の中でジム・ライトル(1977-1982)に次ぐ歴代2位の記録だ。(NPB通算133本塁打)​

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