せっかくなので月刊誌未掲載分の画像を、あと数回にわたり掲載。これはコンコースを練り歩く内藤選手の別カット。

◆野手で楽しみなのは新外国人のケビン・クロン選手

 野手では、新外国人のケビン・クロン選手は楽しみです。1月のかなり早い段階で日本に来ていたんですよね? ほかの球団ではキャンプインに間に合わなかった外国人選手もいるなかで、その心意気がうれしいですよね。事前の話では長距離砲ということなので、昨年のカープに足りなかった部分を補ってくれるんじゃないかなと。

 キャンプでは鈴木誠也選手からアドバイスも受けているみたいですけど、貪欲に日本の野球にフィットしようとしている姿勢は、カープの助っ人外国人らしいマジメさがあるなと思います。本職はファーストみたいですけど、映像でサードの守備についているのを見たら、けっこう軽快な感じだったので、とにかく期待しています。

 菊池涼介選手、長野久義選手も一軍スタートということで、とくに菊池選手は河田雄祐コーチが戻って来たことも関係しているのかなと思いますね。河田コーチは田中広輔選手を含めた“タナキク”に期待しているようなので、あらためて自覚を促すというか。河田コーチはキャンプでも精力的にノックをしている姿を映像で見かけますし、チームの雰囲気をさらに良くするっていう意味でも、戻って来てくれたのは大きいなって思います。

 プロ野球選手は自主トレ中にほかの球団の選手とトレーニングをしている姿を見かけますけど、プロレス界ではなかなかそういうことはないですよね。オレはプロレスラーになる前にアニマル浜口ジムでトレーニングをしていたんですけど、同じ時期にアニマル浜口ジムで練習をしていた選手のことは、とくに若い頃は気になっていました。

 まだ内藤哲也というレスラー像が確立できていない段階で、例えば今は同じ団体にいる鷹木信悟が前にいた団体でビッグマッチのメインに立っているのを雑誌とかで見たら、やっぱり気になりましたよ。今はオレもキャリアや実績を積みましたけど、それでも雑誌とかを読んでいて、同じ時期にジムで練習していた選手の姿は目に留まります。