このたび広島東洋カープとサンフレッチェ広島がスポーツを通じて、よりいっそう広島の街を盛り上げていくことを目的とし、互いのチームカラーを反映した共同記念ユニホームを制作、公式戦で着用することが決定した。

7月3日の阪神戦で着用されるカープとサンフレッチェの共同ユニホーム。

 共同ユニホームの着用試合は、カープが7月3日(土)の阪神戦(マツダスタジアム)。サンフレッチェも同日のサガン鳥栖戦(エディオンスタジアム広島)で着用する。また、それに先立ち6月23日(水)のカープVSヤクルト戦(マツダスタジアム)では、日本代表にも選出されたサンフレッチェ・川辺駿の始球式が行われることも決定した。

 ユニホームのデザインコンセプトは以下の通り。

【広島東洋カープ】
 サンフレッチェのチームカラーである紫色を中心に作成。ボディ部分は紫と、カープのチームカラーである赤を混ぜ合わせた”赤紫色”で構成することで広島のプロスポーツの融合を表現している。

 さらに胸のロゴの部分はサンフレッチェへのリスペクトの意味を込め、紫色で統一。色を再現するにあたっては、貝紫染めの技術の開発と色の復元の功績により国の『現代の名工』指定表彰をうけた、宮崎県『綾の手紬染織工房』の秋山眞和氏の染織作品を参考にしている。