現在、3分2敗でリーグ17位のサンフレッチェ広島。スキッベ新監督がチームに合流し、新たな広島のサッカーを披露できるか、期待が高まる。ここではサンフレOBの吉田安孝氏が、独自の目線で選んだ、月間（2月19日・鳥栖戦〜3月6日・神戸戦）MVP＆ベストゴール＆ベストゲームを紹介する。
◆［月間MVP／佐々木翔］
塩谷と佐々木ですご～く悩みましたが、チームの柱として活躍してくれている佐々木に決めました！
この超過密日程の5試合で、佐々木は全てスタメン出場。監督不在の中でキャプテンマークを巻いてチームをまとめていました。しかも劣勢だった3月6日の神戸戦82分に、同点のスーパーゴール！
佐々木にしか決められない強烈なヘディングシュートでした。さらに守備では常にラインを高く保ち、ピンチが訪れてもギリギリ耐えるところはさすがの一言。攻守にわたって体を張ったプレーで若い選手に良い影響を与え、チームを鼓舞しているのは間違いありません。
プレーではもちろん、精神面などトータルでチームを引っ張る佐々木の活躍に、今季も期待したいです！
◆［月間ベストゴール／VS名古屋グランパス戦の1ゴール目：満田誠］
今回は素晴らしいゴールばかりで本当に悩みました……が、今季新加入の期待の若手・満田のゴールに決定！ カットインからコンパクトに振り切ったシュートは、彼の持ち味であるテクニックが光っていました。途中出場で流れを変えたインパクトも絶大です。
◆［月間ベストゲーム／ルヴァンカップ第2節：VS名古屋グランパス］
前半で東とドウグラスの2人が負傷交代という厳しい状況になりながらも、青山や塩谷など経験豊富なベテランが試合をギュッと締めて、若い選手がのびのびと躍動していたと思います。観ていてワクワク感が止まらないナイスゲームでした！
