4月29、30日に行われたルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(栃木GB)と茨城アストロプラネッツの『北関東決戦(前半)』は、栃木GBが2連勝を飾り、南地区の単独1位に躍り出た。

栃木GBに所属する注目のお笑い芸人・ティモンディ高岸宏行は1回を投げ2失点も、チームは11対4で快勝した。

 多くのファンが見守る中行われた30日は、栃木GBの選手兼ヘッドコーチを担う元ロッテの成瀬善久が登板した。熟練の投球術で5回1失点と試合をつくり、元NPBの貫禄を見せつけた。中盤6回からは注目を集めるお笑い芸人・ティモンディ高岸宏行がマウンドへ上がった。降雨の影響で中断を挟む難しい状況での登板となり、2連打を浴び、味方の送球エラーも絡んで2失点。その後は、四球を出しながらも後続を抑えた。

「中断を挟んでも、たくさんのお客さんが待っていてくれていたことが本当にありがたかったです。その中での登板だったのに、しっかりと勝負ができなかったことは改善点」と、打者7人に対し2四球2失点の投球内容を振り返った。

 試合は終始栃木GBが優勢に進め、4回に主砲の石川慧亮、7回に小倉由靖が豪快な本塁打を放つなど11対4で快勝。一方の茨城は明日から行われる『北関東決戦(後半)』に向けて残り2戦が負けられない戦いとなる。栃木GBは読売ジャイアンツとのNPB交流戦、そして今回の茨城2連戦と連勝を重ね、南地区の単独首位に立った。

 好調を維持する栃木GBは5月3、4日に茨城〈ヤオハンいちごパーク 野球場〉、5月5、6日に埼玉武蔵ヒートベアーズ〈UDトラックス上尾スタジアム〉、5月7日に神奈川フューチャードリームス〈俣野公園・横浜薬大スタジアム〉で対戦する。