4月6日に、『エイジェックスタジアム』(栃木)で、野球独立リーグ・BCリーグの栃木ゴールデンブレーブスのホーム開幕戦となる栃木ゴールデンブレーブス対福島レッドホープスの試合が行われた。

 試合は、序盤からゴールデンブレーブスが優位に進めるも、レッドホープス打線が粘りを見せて、4対5でレッドポープスが勝利した。

8回に同点となるホームランを放った、栃木ゴールデンブレーブス選手会長の小倉由靖

 2024年度から、『栃木県総合運動公園野球場』は、ネーミングライツ契約で『エイジェックスタジアム』となった。栃木ゴールデンブレーブスのホーム開幕戦であり、運営母体企業であるエイジェックの名前が新たに入った球場での一戦には、2,308人の野球ファンが訪れ、記念すべき試合の行方を見守った。

この日『エイジェックスタジアム』の除幕式が行われた

 試合が動いたのは2回。ゴールデンブレーブス・7番の川﨑宗則が出塁すると、今季新加入の関照永が初球を叩いて適時二塁打を放ち先制に成功した。さらに3回には、4番石川彗亮の豪快な一撃が飛び出し、3対0とリードを広げた。

3回にホームランを放った、栃木ゴールデンブレーブス石川彗亮

 このままの勢いで優位に進められるかと思われたが、ゴールデンブレーブスの先発、中村拓馬が5回に崩れる。一死満塁の場面でレッドホープス・5番三沢大成が適時打を放ち3対1に。さらにはバルデラマに逆転の適時二塁打を浴び、3対4と試合をひっくり返された。

 5回裏には、ゴールデンブンレーブスも今季選手会長に就任した小倉由靖から一発が飛び出し、すぐさま同点に追いついたが、8回にレッドホープスが勝ち越し、5対4で試合終了となった。

 『エイジェックスタジアム』での初勝利とはならなかったが、記念すべき試合を観戦したファンたちは、大きな拍手を送った。ここから『エイジェックスタジアム』の新たな歴史が刻まれていく。