サンフレッチェ広島レジーナは21日、クラブ創立元年から所属した大内梨央がAC長野パルセイロ・レディースへ完全移籍することを発表した。

AC長野パルセイロ・レディースに移籍する大内選手

 大内は静岡県出身、1998年生の25歳。常葉学園橘高から東洋大へ進み、東洋大サッカー部時代には1年時からエースナンバー『10』を背負ってプレーした。2021年のレジーナ創設元年から所属。通算34試合に出場していた。

 大内はクラブを通じてコメントを発表。

「2023-24シーズンをもちまして、AC長野パルセイロ・レディースに移籍する事になりました。サンフレッチェ広島レジーナの立ち上げからここまで携わっていただいた関係者の皆様、パートナー企業の皆様、ファン・サポーターの皆様、本当にありがとうございました。

 WEリーグ初年度からレジーナのオリジナルメンバーとして3シーズン闘えたこと、うれしく思います。4歳の頃から兄の影響で始めたサッカー。ずっと憧れだったプロリーグでプレー出来た経験は私にとって大きな財産です。レジーナでたくさんの事を経験させて頂きました。実績や経験のある選手たちと毎日刺激的なトレーニングでたくさん学ぶ事ができました。苦しい時もありましたが、どんな時も前向きに取り組み続けた事が今の私の自信です。どんな状況にあっても、笑顔そして真剣に応援してくれるファンの皆様の温かい励ましの声が、何度も原動力になりました。

 レベルアップし、さらに成長した姿を見せることができるように、新天地でも私らしく頑張ります。3シーズン本当にありがとうございました」