カープは9日、ファビアンが『大樹生命月間MVP』の6月度のMVPを獲得したと発表した。カープの外国人選手が月間MVPに輝くのは、2014年のエルドレット、ロサリオ以来11年ぶり。
来日1年目のファビアンはここまで77試合に出場り打率.307をマーク。6月度は、18日にマツダ スタジアムで開催されたソフトバンク戦で満塁本塁打を放つなど、打線の中心として活躍した。
MVPを獲得したファビアンは会見で「めちゃめちゃうれしい」と笑顔を見せ、「(印象に残っているのは)ソフトバンク戦の満塁本塁打。みんなも盛り上がっていたし、最高の気分だった」と振り返った。
7月9日現在、チームは37勝36敗4分でセ・リーグ2位につけている。昨季は夏場以降に悔しい大失速があっただけに、攻守で魅せる助っ人の打撃にはファンからも大きな期待がかかる。「自分のことより、まずはチームが勝つことが大事」と話し、「今月もがんばります!」と誓うファビアンのさらなる活躍に注目したい。