4月1、2日、ホーム広島サンプラザに京都ハンナリーズを迎えて行われたB.LEAGUE第28節(GAME1、2)は広島92–76京都、広島76–63京都で、広島ドラゴンフライズが連勝を飾った。

広島ドラゴンフライズ#5 PG /SG アイザイア・マーフィー選手。

 GAME1では、広島がディフェンスからリズムを作り試合を優位に進めると、対する京都はゾーンディフェンスに変更。一旦は流れが京都へ傾きかけたが、広島のブラックシアーや上澤俊喜を中心に3Pシュートで対抗。広島は計11本の3Pシュートを決め、内・外から効率よく得点を重ねてゲームを制した。

 GAME2では、粘りのディフェンスを続けた広島。ディフェンスから速攻へと繋げ、内・外とバランスよくパスを通して京都を翻弄。またベンチスタートの選手も大活躍し、ベンチポイント33点と、チームが一丸となってこの節を連勝で終えた。課題であったディフェンスも、今節では充分に機能し自分たちのリズムで試合を支配することができている。シーズン終盤のラストスパートを期待したい。

 GAME1の試合後#5マーフィー選手は「チームも個人としても良い結果を残していると思う。ルーキーイヤーに広島ドラゴンフライズに来て、苦しいシーズンもあったが、今シーズンは良い状態で過ごせていると思う。これからも成長していきたい」と、チームと共に成長することを誓った。

 またGAME2の試合後、ミリングHCは「京都はフィジカルに最後まであきらめずに戦ってくるチームなので、厳しい戦いになった。今日で4度目の対戦となるが、どの試合も接戦になったと思う。この2試合、連勝できて良かった。この勢いを止めずに次の試合の準備をしていきたい」と、選手たちの奮闘を称え、次節への意気込みも充分だ。

広島ドラゴンフライズのホーム・広島サンプラザ

 現在、西地区3位で2位の琉球ゴールデンキングスとの差が2に縮まった。次は4月5日に名古屋市枇杷島スポーツセンターで、ファイティングイーグルス名古屋(西地区6位)と対戦定予定。

広島アスリートマガジン4月号は、いよいよ始動した新井新監督が表紙を飾ります! 広島ドラゴンフライズ カイル・ミリングHCの独占インタビューも掲載。広島のスポーツチームを率いる監督たちの哲学にもご注目ください!