8月31日(月)、広島ドラゴンフライズのBリーグプレミア参入に向けた記者会見が広島市西区のクラブ事務所で開かれた。
ロバーツ選手は188cm79キロのポイントガード。クイックネスが持ち味で、速攻で相手チームを脅かすプレイヤーだ。

 

「いいチームメイトに恵まれて、たくさんのものを吸収し成長できる。広島ドラゴンフライズという素晴らしいチームに入ることができて、うれしく思う」とチームの印象を語り、自らのスピードを活かしたプレーでチームの勝利に貢献していきたいと決意を示した。
また広島ドラゴンフライズの岡崎修司ゼネラルマネージャーは「B2時代から可能性のある選手だと注目していた。彼のクイックネスな動きは、ドラゴンフライズの目指すバスケットにマッチしている。彼が加わることでさらにチームが躍進し、クラブも一緒に成長できるように尽力していきたい」と語った。

ロバーツ選手は神奈川県出身、アメリカ人の父と日本人の母を持ち、バスケットボールは中学3年の頃から本格的に始めた。ストーニーブルック大学(アメリカ)へ進学し、NCAAディビジョン1で経験を積んできた。

「広島ドラゴンフライズで成長し、日本代表やNBAプレイヤーになる夢を目指して頑張りたい」と、将来は世界で活躍する選手になると話し、広島ドラゴンフライズ出身選手初のNBAプレイヤーになることへの期待を持たせてくれた。

広島ドラゴンフライズの2023-24シーズンは、10月7日にファイティングイーグルス名古屋戦で幕を明ける(ホーム開幕戦は10月21日 宇都宮ブレックス)。ロバーツ選手が誇るスピードと、広島ドラゴンフライズのさらなる躍進からますます目が離せなくなってきた。