マツダスタジアムのビジョンに流される『それ行けカープ<著名カープファン・リレー映像>』に出演。また自身の入場テーマ曲『STARDUST』が2018年からチャンステーマ(『攻めろ!』)として使用されるなど、熱狂的な鯉党として知られる“プロレス界の4番”内藤哲也。制御不能な男が、ほとばしるカープ愛、そして新日本プロレスを語り尽くします!

※毎月第2、第4金曜日掲載。

7.12大阪城ホール大会で、IWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタル王座のダブル選手権試合に臨む内藤哲也選手。

 広島アスリートマガジンWEBをご覧の皆様、2週間ぶりの内藤哲也です。

 プロ野球が開幕して約3週間。カープは決して絶好調とは言えませんが、まだ始まったばかりですからね。

 選手個々で見れば、ピッチャーでは大瀬良大地投手が開幕から2試合連続の完投勝利、そしてルーキーの森下暢仁投手も、前評判通りの素晴らしい投球を見せています。野手では新加入のピレラ選手、主に3番で固定されている西川龍馬選手、そして去年は不調だった田中広輔選手も頑張っていますね。

 でも、いまのところ一番うれしいのは、堂林翔太選手の活躍です。堂林選手の覚醒を待っていたファンは多かったと思うし、チームに貢献する姿をみんなが待っていたと思います。応援するファンもあきらめなかったし、一番は本人があきらめなかったからこそ、いまの活躍があるんだろうなって。ずっと待たされていた分、いまの活躍がスゴくうれしいし、待った甲斐があったなって思います。

 オレが所属している新日本プロレスでは、シングルトーナメント『NEW JAPAN CUP』も佳境を迎えて、決勝戦のカードがオカダ・カズチカvsEVILに決まりました。オレはIWGPヘビー級&IWGPインターコンチネンタルの二冠王者として優勝者の挑戦を受けて立つわけですけど、オカダとなら今年の1・5東京ドーム以来、EVILとなら約4年ぶりのシングル対決になります。

 どちらが挑戦者でも構わないですけど、オレ個人の意見を言えば、同じロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのEVILと闘いたいですかね。常々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、同じユニット内でも競い合っていきたいと言っていますし、これまで同門でのタイトルマッチは実現していないので、ぜひ二冠を懸けた最高の舞台でそれが実現できたらいいなと。

 まあ、どちらが来ても、もちろん勝つのはオレだし、史上初の二冠王者としてまだまだ新日本プロレスのトップに君臨し続けますよ。