5月15日に株式会社エイジェック(以下、エイジェック)と東京大学スポーツ先端科学連携研究機構(以下、UTSSI)がスポーツサイエンスにおける包括的連携協定を締結した。
エイジェックは2024年2月16日に株式会社スポーツ科学のグループインを発表。7月には栃木県に大型スポーツサイエンス施設をオープンさせる予定もあり、昨今のトレンドの1つでもある“スポーツサイエンス”に力を入れている企業だ。そんな同社が、日本の最高学府である東京大学に属するUTSSIとタッグを組み、今後の日本のスポーツサイエンス界をけん引する構えを見せている。
UTSSIとはスポーツ・健康科学に関連した分野横断的な研究を推進し、国内外の大学・研究機関等との連携拠点の役割を果たす研究機構。スポーツサイエンスの知見を駆使し、超高齢社会で予想される諸種社会課題解決に貢献するため、健康寿命の延伸、スポーツによる社会の活性化を目指した研究活動に取り組んでいる 。
UTSSIとエイジェックの取り組みの中で1番の注目は『⼦どもの健全な運動能⼒発達に資する⽅法の開発』だ。エイジェックが栃木県を中心に関東圏内で取り組むアカデミー事業に対してのアプローチが想定されており、成果が見られれば栃木県に限らず日本全国で充実した指導が広まることも期待される。今後の日本スポーツ界への寄与を目指し、大きな一歩を切った。