ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブスが、5月18日、19日に栃木・小山運動公園野球場に埼玉西武ライオンズのファームを迎えて2連戦を行う。ここでは試合が開催される栃木県にゆかりのある、両チームのスラッガーを紹介する。
栃木ゴールデンブレーブスの石川慧亮は栃木県の青藍泰斗高出身の22歳。鋭いスイングを武器に、2022年にはBCリーグ南地区の本塁打王に輝いた右の強打者で、今季12試合で打率.388(リーグ6位)、4本塁打(同4位)と好調をキープしている。高校時代にはプロ志望届を提出するも指名漏れを味わった。実の兄である石川翔は中日に所属しているだけに、NPBへの思いは強い。NPB球団である西武との試合で活躍することが、大きなアピールとなることは間違いない。
対戦相手となる西武・仲三河優太は栃木市出身の22歳。小山ボーイズ時代からU-15侍ジャパンに選出されるなどの実績を持つ左の強打者だ。今季は二軍で打率.120と苦しんでいるが、12日の三軍戦では1試合5安打と大暴れ。昨年のオープン戦では阪神の守護神・岩崎優投手から本塁打を放った実績があるだけに、故郷での試合で状態をさらに上げていきたいところだ。
栃木県出身の選手たちとっては小山は地元なだけに、奮起が期待される。