ルートインBCリーグ・栃木ゴールデンブレーブス(以下、栃木GB)が、5月28日、29日に巨人(三軍)を地元栃木に迎えてNPB交流戦の2連戦を行う。

2試合連続ホームランを放った、栃木ゴールデンブレーブス・清水武蔵

 栃木GBは25日、26日に行われた福島レッドホープスとの2連戦で合計30安打15得点を記録するなど打線が活発だ。中でもここまでリーグ打撃三部門でトップに立つ石川慧亮や、2試合連続本塁打を放ち調子を上げている打率2位の清水武蔵に大きな期待がかかる。

 巨人は、三軍公式戦で37回を投げてわずか1失点の木下幹也や、12回を投げて被安打5、奪三振18で無失点と圧倒的な投球を見せる山田龍聖など好投手を擁する。ここでもレベルの高いパフォーマンスを披露し、昇格への足掛かりとしていきたいところだ。

 また、栃木県出身で注目を集めている石田隼都(巨人)は、2021年に東海大相模高時代に選抜高校野球で優勝を果たし、同年のドラフト3位で巨人入りした好左腕。しかし3月にトミージョン手術を受け、現在は離脱中となる。凱旋でプレーが見られるのは早くて来年以降となりそうだ。

 この試合は準公式戦として行われる。リーグ戦に負けず劣らず注目度の高い一戦に注目が集まる。