サンフレッチェ広島は6日、GK・川浪吾郎が岡山へ完全移籍することが決まったと発表した。
川浪は茨城県出身の34歳。柏下部組織からトップチームに昇格すると、徳島、新潟、仙台などを経て2021年から広島でプレー。主に第2GKとしてベンチ入りし、ピッチサイドからチームを鼓舞する姿がサポーターに愛されてきた。ルヴァン杯初優勝を果たした2022年にはカップ戦3試合に出場。クラブに初のカップタイトルをもたらしている。
川浪はクラブを通じて以下のようにコメントを発表。
「この度ファジアーノ岡山に完全移籍する事になりました。シーズン途中の移籍になってしまい申し訳ありません。サンフレッチェ広島で4年半戦えた事は本当に僕にとってかけがえのない時間でした。この場をお借りしてサンフレッチェファミリーのみなさまに感謝申し上げます。素晴らしいクラブ、素晴らしいスタジアムでもっとタイトルを取りたかったです。満員のスタジアムで柿落としの試合、あの光景は一生忘れる事はありません。4年半、本当に有り難うございました」