瀬戸内を拠点に活動する人気アイドルグループSTU48。

 2022年は5周年コンサートを念願の広島グリーンアリーナで開催し、全国区の歌番組に初出演を果たすなど飛躍の年を過ごした。ここでは、キャプテンの今村美月さん、中村舞さん、甲斐心愛さんのメンバー3名に「広島のスポーツ」をテーマに、思いを語り尽くしてもらった! アスリートマガジンでしか見られない、貴重なトークをお楽しみください♪

写真左から、STU48の甲斐心愛さん、中村舞さん、今村美月さん

◆STU48・第2章の始まり 

ーまずは、STU48の2022年を振り返っていただきたいと思います。

今村 7月に5周年コンサートをみんなの目標としていたグリーンアリーナでできたことや、いままでにないくらい歌番組にも出演させてもらって、躍進の1年でした。ただみんなで掲げた『NHK紅白歌合戦に出場』という目標を達成できなかったことなど、うれしいこともありましたが、その分悔しさもありました。でも、それが逆にバネになり、もうちょっと頑張らなきゃと思える1年だったなと思います。

甲斐 5周年ライブをやったのもあるし、STU48の2022年ってめっちゃ節目になる1年だったなと思います。

今村 ターニングポイントというか、第2章のスタートって感じがしたよね。

中村 全国のみなさんが見ているような音楽番組に出演させてもらって、夢みたいな場所に自分たちがいることが信じられませんでした。グループが回数を重ねるごとに、ひとつになれて、チームワークが生まれた感じがしてうれしかったよね。「花は誰のもの?」を伝えていくぞという思いを毎回みんなで再確認できたなって感じました。

ー「花は誰のもの?」はグループにとってどんな楽曲でしたか?

甲斐 平和についての歌詞を歌うということは私たちも初めてで、最初に歌詞を見たときはびっくりしたよね。

今村・中村 そうだったよね。

中村 『これを歌っていくんだ』って覚悟した感じはあったよね。

今村 今の情勢に合った歌詞を歌うからこそ、届ける怖さみたいなのがあったよね。ただ『瀬戸内を拠点にしているからこそ、伝わるものがあるんだよ』と言ってもらって、自分たちもそう思う部分があるし、私は小さな頃から平和学習をしてきたので、平和に対する思いは強くて、歌わせていただけて良かったなと思うよね。